小児科一般
「大難を小難に 小難を無難に」
はなかぜ、のどかぜといったいわゆる「感冒」、インフルエンザ、下痢やお腹いたを伴う腸炎などは子どもがよくかかる病気です。多くの場合は、お薬を数日間のめばよくなります。長年小児救急医療に携わっていると、はじめは症状が軽かったのにある時から急に悪くなって運ばれてくる子どもを多く経験しました。そうならないためには、治療だけでなく、「悪くなる直前のサイン」をしっかりと知っておいていただく事、そうなる前にご家庭でできる事もしっかりお伝えさせていただきます。
慢性疾患
てんかんや気管支喘息など長い期間の治療を必要とする病気を持っている子どもたちもいます。病気の治療だけでなく、成長や学習、運動などの生活にも影響が出てくる場合があります。そういった子どもと家族と一緒に治療のみならず、より生活しやすく日常生活での工夫などを考えていきます。
予防接種
(1)電話での予約が必要な予防接種
子宮頸がん、ロタテック、A型肝炎、髄膜炎菌、3種混合、大人の麻疹ワクチン・風疹ワクチン(公費の場合)以上のワクチンは、問診票の確認や在庫の関係で、あらかじめ電話連絡をお願いしています。WebやLINEでの予約はできません。
(2)予防接種の時間帯について
発熱した子ども診察時間帯以外の毎日の診察時間にも予防接種は可能ですが、できるだけ、午後14:00~16:00(受付13:45~15:15)の時間帯での接種をお願いします(水・土曜日と木曜日の一部をのぞきます)。
(3)予約の締め切り
2日前の正午12時で予約受付をしめきります。それ以降の予約、変更・キャンセルは電話でお願します。それ以降に予約された場合には、ワクチンの在庫がある時のみとなりますので、お断りすることがあります。
その他
定期接種(公費により無料のもの)はすべてのワクチンが予約できます。任意接種(自費)については別途ご相談ください。
小児在宅訪問診療
ご自宅で人工呼吸器、胃ろう・経鼻経管栄養、吸引などの医療的ケアを行っておられるお子さんが対象です。
当院は在宅支援診療所ではないため24時間対応することはできませんのでご了承ください。しかし、定期的な訪問診療や日中に困ったことが発生しどう対応しようか迷われた場合には、一般診療などの空き時間を利用して訪問させていただくことは可能です。
ご希望される場合(WebやLINEでは予約はできません)ので、まず、一度当院へ受診の上、相談させていただく必要がありますのでお電話ください。受診の日時を決めさせていただきます。
その際に必要な情報は下記のとおりです。
現在の医療状況(投薬、ケア内容、ケアに使用しているデバイスなど)、生活リズム(登園や学校のことも)、緊急時に受け入れてくださる病院(病院主治医) 定期的な訪問は木曜日の14:00~15:30と土曜日の昼以降となります。
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
09:00〜12:00 | |||||||
14:00〜15:30 | 予防接種 | 予防接種 | 小児在宅 訪問診療 | 予防接種 | 小児在宅 訪問診療 | ||
16:30〜18:30 |
※水曜日は京都第二赤十字病院で神経外来・小児在宅医療外来を担当しています
※土曜日午後は小児在宅訪問診療を行っているため、クリニックでの診療はありません
※休診日:水曜日、土曜日夕方、日祝祭日